【Blender5.1】マルチフレーム編集で複数のフレームを一度に編集する:グリースペンシル

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Blender の グリースペンシル(Grease Pencil)には、複数のフレームを全選択して一度に編集できるマルチフレーム編集(Multi-Frame Editing、Multiframe)というモードがあります。

色を塗るとき、普通なら1フレームずつ選択して塗っていきますが、この機能を使うと、複数のフレームを一度に表示できるのでフレームを切り替えずに楽に塗ることができます。

他にもストロークの設定を変えたいときなど様々な編集に使える便利な機能なので、グリースペンシルをよく使ってるという方は知っておくと時短になって便利なのでオススメです。

マルチフレーム編集の使い方と、自分がよく使ってる便利な機能などを紹介していきます。

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MultiFrameとは

MultiframeMulti-Frame Editing複数フレームに同じ編集を一括で適用するための機能です。特に塗りつぶし、マテリアル変更、線の修正などの繰り返し作業を大幅に減らせるため、グリースペンシルでアニメーションを制作する際に便利です。

場所

Multi-Frame Editing

  • Draw Modeで画面右上の3本の線が重なったようなアイコンを押すとMulti-Frame Editingのモードになります。
  • 選択したフレームのストロークが全部表示されます。
  • わかりずらくなるので通常時はオフにした方がいいと思います。

Multiframe

Edit ModeSculpt Modeでも画面右上にMultiframeのアイコンがあります。ここではさらにUse Falloffで効果を減衰させることもできます。

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便利な使い方

ストロークの設定を変更する

マテリアルや半径など、様々なストロークの属性を一度に変更できます。

マテリアルの変更

Edit ModeMultiframeをオンにし、全てのフレームを選択して全てのストロークを表示します。

変更したいストロークを選択します。(全選択したいときはA

マテリアルプロパティで変更したいマテリアルを選択し、Assignを押します。

例えば右図でいうと、リボン部分のストロークだけを選択し、一度にマテリアルを変更することができます。

その他の属性を変更する

他にも、右のItemタブの中の様々な属性を一括で変更できます。

Mean Radiusを変更すると、ストロークの半径を変更できます。(モディファイアでも太さは変更できます。)

その他トランスフォームや、下のカーブデータのSoftness(ストロークのぼかし)や不透明度なども一括で変更できます。

色塗り

一度に複数フレームを塗ることもできます。

Draw ModeMulti-Frame Editingをオンにします。

全てのフレームを選択します。

どこかのフレームに合わせます。(右図だと17フレーム目を選択しました)

塗りのレイヤーをアクティブにして、リボンを塗ってみます。

すると、塗りのレイヤーにも選択した全てのフレームにキーフレームが打たれます。

また、右図のように、17フレーム目のリボンを塗ったとき、他のフレームのリボンのストロークが重なっていた場合、そのフレームにも色が塗られます。

他フレームのストロークも塗ることができます。つまり、フレームをいちいち移動させなくても全てのフレームを塗れます。(ただし、表示がきちんと出ないこともある)

オニオンスキニングの範囲を広く表示させると、どこのフレームが塗られているかがわかりやすくなります。

他のフレームのストロークを塗ると、ちゃんとそのフレームのキーフレームとなってくれます。

一括で塗れるメリット

  • 下に重なってるところも塗れるので作業量が減る
  • いちいちフレームを移動させなくても見えてるところ全部塗ることができる

注意するポイント

  • 重なりが激しいときは塗る所がわかりにくい
  • 透明度がある塗りだと、複数回ぬってしまうと濃さが変わってしまう
  • 別の部分が重なっていると間違ったところを塗ってしまう

ということで、重なっててわけわかんなくなってると塗りにくいですが、逆にほぼ重なってる場合や、あんまり重なってない場合だと塗りやすいし、作業時間も速くなると思います。

変形する

ストロークやポイントを全体的に変形できます。

Sculpt ModeでMultiframeをオンにして全てのフレームを選択し、ポイント選択で全選択します。

それからGrabブラシなどでポイントを引っ張ると、全体を変形することができます。(編集モードでプロポーショナル編集などでもできる)

Use Falloff

このとき、Use FalloffをONにすると、たとえば1フレーム目を選択しているときは、1フレーム目から遠ざかるごとに、グラフのカーブにしたがって効果に減衰がかかります。

右図のように、Use FalloffをOFFにしておいた方が、効果が全体的に均一にかかるようになります。

ガラスに映ったときの表現とかできそうです。

描き足し

Draw ModeMulti-Frame Editingモードにして、あるフレームに机を描き足すと、全てのフレームに机が描き足されます。台や、背景の小物など、描き足すときに便利です。

その他

これは蛇足なんですが、Blenderとしては、当初の予定では、マルチフレーム編集でストロークを選択順に補間するなど、なんか便利な機能をつけようとしてたみたいですが、見送られています。

なので、いつか未来のバージョンでは選択したストローク順に補間フレームを作成するなどの機能ができるのかもしれません。

あと、マニュアルにありましたが、全てのツールや属性でマルチフレームが機能するわけではないみたいです。

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まとめ

自分が今のところマルチフレーム編集をよく使うのは、ストロークのマテリアル変更と、塗りのときです。

グリースペンシルをよく使うという方は、知っておいて損はない機能だと思いますので、ぜひ使ってみてください。

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