【Blender 5.1】グリースペンシルにエフェクトを付ける:Visual Effects

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Blenderのグリースペンシルには、モディファイアの他にも、非破壊に線の見た目を変えるエフェクトをかける機能があります。

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Visual Effectsについて

Grease Pencil には、ビューポート上でリアルタイムに動作する特殊なビジュアルエフェクト機能があります。

主な目的は、ぼかし(Blur)、ピクセル化(Pixelation)、波状の歪み(Wave Distortion)など、描いた絵に素早く視覚効果を加えることです。

使い方

  • レンダープレビューで効果が表れます。
  • Grease Pencilオブジェクトを選択して、
    Visual Effects Properties >
    Add Effect
    で効果を選択します。

これらのエフェクトは、オブジェクトごとに適用されます。モディファイアのようにレイヤー・マテリアル・頂点グループなど特定部分だけに効果を限定することはできません。

また、モディファイアとは異なり、オブジェクトへ適用(Apply)することもできません。

Visual Effects は、ビューポートで素早く見た目を確認する用途に最適で、より精密なエフェクト調整を行いたい場合は、コンポジター(Compositor)の使用を推奨とマニュアルにあります。が、ちょっとしたアニメを作りたい場合なら十分使えるんじゃないかなと思います。

まとめ

  • Visual Effects は「絵全体」にかかる
  • レイヤー単位では制御できない
  • Applyできない
  • 見た目確認向けの軽量エフェクト本格的な最終加工はCompositor推奨(マニュアルより))
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エフェクトの種類

つけられる効果は以下のものがあります。

  • Blur…画像をぼかします。
  • Colorize…色を変換します。
  • Flip…画像を反転します。
  • Glow…色を発光させます。
  • Pixelate…ピクセル化してモザイクやドット絵のような効果をつけます。
  • Rim…フチにリムライトのような効果をつけます。
  • Shadow…影をつけます。
  • Swirl…絵にうずまき効果をつけます。
  • Wave Distortion…波状のゆがみをつけます。

それぞれの効果について下に詳しく書いています。

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Blur(ぼかし)

Blur Visual Effect は、オブジェクトにガウシアンブラー(Gaussian Blur)を適用します。

  • Samples(サンプル数)
    • ぼかしに使用するサンプル数です。
    • 0にすると、ぼかし効果は無効になります。
  • Use Depth of Field
    • 有効にすると、現在のカメラの焦点面(フォーカルプレーン)までの距離を使用して、オブジェクトのぼかし量を計算します。
    • ※この機能はカメラビューでのみ利用できます。
  • Size X, Y
    • X軸・Y軸方向に対するぼかしの大きさを、ピクセル単位で調整します。
  • Rotation(回転)
    • ぼかしの回転角度を調整します。
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Colorize(色変換)

Colorize Visual Effect は、オブジェクトにさまざまなプリセットの色変換エフェクトを適用します。

  • Grayscale
    • 画像をグレースケール(白黒)に変換
  • Sepia
    • 画像をセピア調に変換
  • Duotone
    • 高いコントラストと明るさを持つ、ポスタライズ風の画像に変換します。
    • Low Color
      主となる色(プライマリカラー)。
    • High Color
      副となる色(セカンダリカラー)。
  • Transparent(透過)
    • 色に透明度を追加します。
  • Custom(カスタム)
    • 色を設定できます。
    • Color(カラー)
      色を設定
    • Factor(係数)
      色の混ざり具合を調整
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Flip(反転)

Flip Visual Effect は、オブジェクトを水平または垂直方向に反転表示します。

  • Axis(座標軸)
    どの軸方向にオブジェクトを反転するかを指定します。
    • Horizontal(水平)
      有効にすると、オブジェクトを左右反転して表示します。
    • Vertical(垂直)
      有効にすると、オブジェクトを上下反転して表示します。
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Glow(発光)

Glow Visual Effect は、オブジェクトの周囲に発光する縁(グロー)を追加します。

  • Mode > Luminance(ルミナンス)
    • 発光がオブジェクト全体に適用されます。
  • Mode > Color(カラー)
    • 発光が特定の色にのみ適用されます。
    • Select Color
      グローを適用する単一の色を選択できます。
  • Threshold(しきい値)
    • グローの影響を受ける色を制限します。(値を 1 にすると、どの色にも影響しません。)
  • Glow Color
    • グローの色を設定します。
  • Blend Mode(ブレンドモード)
    • グローをどのように合成するかを指定します。
  • Opacity(不透明度)
    • オブジェクト上に重なるグローの不透明度を調整します。
  • Size X, Y
    • X軸・Y軸方向に対するグローの大きさを、ピクセル単位で調整します。
  • Rotation(回転)
    • グローの回転角度を調整します。
  • Samples(サンプル数)
    • ぼかしに使用するサンプル数です。
    • 0にすると、ぼかし効果は無効になります。
  • Glow Under
    • 有効にすると、グローはアルファ領域(透明部分)にのみ影響します。輪郭の外側に広がる
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Pixelate(ピクセル化)

Pixelate Visual Effect は、オブジェクトをピクセル化された画像のように表示します。

  • Size X, Y
    • 適用される最終的なピクセルの横幅・縦幅を設定します。
  • Antialiasing
    • 生成されたピクセルにアンチエイリアス効果を適用します。
    • デフォルトでオンになっています。
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Rim(リムライト)

Rim Visual Effect は、オブジェクトの輪郭に疑似的なリムライト(縁光)を表示します。

リムライトを再現するために、オブジェクトの色付きシルエットマスクを水平方向または垂直方向にずらして使用します。

また、生成されたマスクにはさまざまなブレンドモードを適用できます。

  • Rim Color
    • リムライトの色を設定します。
  • Mask Color
    • 変化させずに保持する色を設定します。
    • デフォルトでは黒で、主線に影響がないように設定されています。
  • Blend Mode(ブレンドモード)
    • マスクに対して行う合成方法を指定します。
  • Offset X, Y
    • 色マスクのずらし量を、X軸・Y軸方向それぞれピクセル単位で調整します。
  • Blur(ぼかし)
    • Blur X, Y
      X軸・Y軸方向のぼかしの大きさを、ピクセル単位で調整します。
    • Samples(サンプル数)
      • ぼかしに使用するサンプル数です。
      • 0 にすると、ぼかし効果は無効になります。
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Shadow(影)

Shadow Visual Effect は、オブジェクトによって投影されたような疑似的な影を表示します。

影を再現するために、オブジェクトの色付きシルエットを水平方向または垂直方向へずらし、オブジェクトの背後に配置します。

  • Shadow Color
    • 影の色を設定します。
  • Offset X, Y
    • 影のずらし量を、X軸・Y軸方向それぞれピクセル単位で調整します。
  • Scale X, Y
    • 影の大きさを、X軸・Y軸方向それぞれ調整します。
  • Rotation(回転)
    • 影の回転角度を設定します。
  • Object Pivot
    • 有効にすると、指定したオブジェクトを影の回転・スケール中心として使用します。
  • Blur(ぼかし)
    • Blur X, Z
      X軸・Z軸方向のぼかしの大きさを、ピクセル単位で調整します。
    • Samples(サンプル数)
      ぼかしに使用するサンプル数です。
      0にすると、ぼかし効果は無効になります。
  • Wave Effect
    • 有効にすると、影に波状の歪み効果を適用します。
    • Orientation(座標系)
      波の向きを、水平方向または垂直方向から設定します。
    • Amplitude(振幅)
      波の強さや深さを調整します。
    • Period(期間)
      波の周期を調整します。1サイクルが完了するまでの長さを表します。
    • Phase(位相)
      影の上で波模様の位置をずらします。
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Swirl (うずまき)

Swirl Visual Effect は、オブジェクトに渦巻き状の変形を適用します。
このエフェクトは、指定したオブジェクトを渦の中心として使用します。

  • Object(オブジェクト)
    • 渦の中心として使用するオブジェクトを設定します。
  • Radius(半径)
    • 渦の外側の半径サイズを設定します。
  • Angle(角度)
    • 渦の回転角度を設定します。
    • 値を 0 にすると、渦効果は適用されません。
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Wave Distortion(波状ゆがみ)

Wave Distortion Visual Effect は、オブジェクトに波状の歪み効果を適用します。

  • Orientation
    • 波の向きを、水平方向(Horizontal)または垂直方向(Vertical)から設定します。
  • Amplitude(振幅)
    • 波の強さや深さを調整します。
  • Period(期間)
    • 波の周期を調整します。
    • 1サイクルが完了するまでの長さを表します。
  • Phase(位相)
    • オブジェクト上で波模様の位置をずらします。
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エフェクトの組み合わせ

エフェクトの重ね掛けで、複雑な効果を作ることもできます。

リムライトや影色を追加したり、グローエフェクトも簡単に追加できます。

これらの効果を使って2D FX(2D Effects)を作ってみてもいい感じになりそうです。

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