Blenderのグリースペンシルは、ノイズモディファイアを付けるだけで線がもぞもぞ動くアニメーションを作成してくれます。
今回はそのノイズアニメーションに他のモディファイアを追加して見た目を改善していく方法を解説します。
特にノイズモディファイアについてるNoise Scaleの値が自由に決められなくて、もぞもぞ具合を調整できないってときに効果的なモディファイアもあります。
他にも線の太さ、色などの問題にも対処しています。
ノイズのスケールが調整できない
グリースペンシルでイラストを描いて、たまたま気に入ったイラストができて、ノイズモディファイアでアニメーションをつけよう!!って思っても、なんか線がいい感じにもぞもぞ動かない…ってときがあります。
まずノイズモディファイアのNoise Scaleの値が0~1で固定されてるため、ノイズの細かさが思うように調節できず、動かしてもガタガタしてしまったり。
また、他にも線の太さや色を直したい、とか、変えてみたいというときも多いと思います。

そういうときに、他のいろいろなグリースペンシルモディファイアをつけてみることで、非破壊に修正することができます。(見た目を変えても元に戻せる)
見た目を整えるオススメのグリースペンシルモディファイアを紹介していきます。簡単な描画アニメーションもすぐできます。
そもそもグリースペンシルの使い方がよくわからない、モディファイアってなんだよって方は以下の記事から読んでみてください。
モディファイアをつけていく
Noiseモディファイアをつけた状態で、他のモディファイアを付けていき線を調整していきます。
モディファイアはつける上下の順番も大事なので、右図を見て、Noiseモディファイアの上なのか下なのか気をつけて追加してみてください。
以下つけているのは、線がいい感じに見えるオススメのモディファイアです。
※最後のBuildモディファイアはストロークが描かれるアニメをつけています。
Simplifyモディファイア
ストロークのポイント解像度を調整できます。(本当はポイントを減らしてシンプルにする用途)
- Mode…Sample
- ストロークの長さによってポイントを再マッピングします。
- Length…この間隔でポイントを再配置する。
- 値を小さくするとノイズの間隔を小さくできる
小さい間隔でポイントを再配置するとノイズの間隔が小さくなって、もぞもぞ動くアニメの調節ができます。(Noiseモディファイアの上につける)
Thicknessモディファイア
線の太さを調節できます。
- Thickness Factor…線の太さ
※Uniform Thicknessにチェックを入れるとストロークの太さが一定になります。
Tintモディファイア
線の色、濃さ、を変えることができます。
- Factor…濃さを変えることができます。
- Color…色を変えることができます。
※ここで変えられなかった場合、マテリアルを変更する必要がある場合もあります。

Noiseモディファイア
最初につけておいたノイズを調整します。
- Position…位置がもぞもぞ動く幅。大きいほど線がぐじゃぐじゃになっていきます。
- Strength…濃さのノイズの強さ
- Thickness…太さのノイズの強さ
- Noise Scale…ノイズの間隔
Buildモディファイア
ストロークが描かれるアニメーションをつけることができます。
- Frames…このストロークが描かれるのに何フレームかかるか

完成
- Simplify
- Noise
- Thickness
- Tint
- Build(※ストロークが描かれていくアニメをおまけでつけています。)
の順番でモディファイアをつけました。
色や線の濃さ、太さも調節でき、ノイズの間隔、動きも調節できます。
これでかなり自分の思い通りの線に制御できると思います。
モディファイアは使ってみると本当に便利ですのでぜひ使ってみてください。いろいろイラストの見た目が変わって楽しいです。
右動画:チュートリアル動画も作成しました。
もっといろんなモディファイアを知りたい、紹介されたモディファイアの詳しい説明が見たいという方は以下にモディファイアについてまとめた記事もあります。
Generate系モディファイアまとめ
DeformとColor系モディファイアまとめ
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