【Blender】Rigifyのしっぽが動かない

blender
記事内に広告が含まれています。

Blenderのリグ生成アドオンRigifyは便利ですが、仕組みや内部の機能は初心者にはわかりづらいです。

今回はしっぽのリグを追加したのになぜか左右に動かず、上下にしか動かないというトラブルがあったので解決法をメモしておきます。

基本的にRigifyのリグでしっぽを追加しようと思うとspines.basic_tailというリグタイプのメタリグを追加して生成すると思うんですけど、そこからリグを生成しても、上下にしか動かない(曲がらない)ので、なんでだろうと結構長い間悩んでいたんですが、原因はしっぽのリグに組まれているボーンコンストレイントのCopy_rotationの設定にありました。

上の図の、しっぽのリグの回転を操作するリグについてるボーンコンストレイントのAxisが、なぜかXしか選択されてなかったんです。メタリグの猫を出してみるとわかるんですけど、最初から生成されたしっぽはちゃんと3つの軸が選択されています。spines.basic_tailのサンプルから追加したボーンが、なぜか軸の選択でY、Zが外れているということらしいんですね。ここにチェックをいれるとちゃんと動いてくれます。

追記:あとからわかったんですが、バグとか謎でもなんでもなく、そういう仕様でした。デフォルトではしっぽのサブリグX軸しか動かない設定です。

Rigifyの動きで何かおかしいと思ったら、サンプルのメタリグを出してリグを生成し、設定を確認してみるとよいかもしれないです。

リグ生成する度に軸の設定を直すのめんどくさい!と思っていたらリグ生成前にメタリグの設定にありました。メタリグのリグタイプの下にオプションがあって、動かす軸を選択できるので、そこで三つの軸全て選択しておくと自由に動きます!

これもしかしてバグじゃなくて仕様なんですかね?なぜ追加するしっぽは上下しか動かない設定になっているんだろう…(仕様です。)

サブリグについて記事を書いたので、サブリグって何?って方は読んでみてください↓

スポンサーリンク

Rigifyガイド

Rigifyについて書いた記事を紹介しているガイドです。基礎から応用、調整まで解説しています。

コメント